@article{oai:juen.repo.nii.ac.jp:00004597, author = {下西, 善三郎 and Shimonishi, Zenzaburo}, issue = {1}, journal = {上越教育大学研究紀要}, month = {Oct}, note = {「とし子」哀悼詩の編集というべき『無声働哭』は、「とし子」に捧げられ直す(誄)としてのことばの位相を抱え込んで、〈すでに死んでいる・これから死にゆく者〉に別れを告げ、かれを天上に送り届けようとする〈送る歌〉であることを本質とすると考えられる。それは、トシの死後およそ半年をへて改めて「いもうと」を天上へ送る事態を生み出す賢治の心の作業であった。最終詩篇「白い鳥」に引用される古事記の葬送物語は、r無声働哭』が〈送歌/葬歌〉として歌われてきた編集的構想を示している。}, pages = {398--408}, title = {宮澤賢治『無声慟哭』と古事記・八尋白千鳥の伝承}, volume = {21}, year = {2001}, yomi = {シモニシ, ゼンザブロウ} }