@article{oai:juen.repo.nii.ac.jp:00006838, author = {角谷, 詩織 and 井上, 久祥 and SUMIYA, Shiori and INOUE, Hisayoshi}, journal = {上越教育大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,小学1年生が1学期に,積極的に取り組むことのできる授業の特性を明らかにすること,幼児期までの教育と小学校以降の教育との「段差」と呼ばれる概念を具体的に捉えることである。2013年4~7月,平均週1回,新潟県内の2校の小学1年生の授業観察を行った。小学校への入学に伴う「段差」を,社会的段差と認知的段差とに分けて捉えることができた。社会的段差は,小学校入学に伴う学校生活習慣の獲得等において不可避であり,社会的段差の克服のために,学校ごとに様々な支援がなされていることが明らかとなった。一方,認知的段差は,幼児期までの身体的・感覚的学びから,小学校以降の言語的・自覚的学びへの移行を積極的に取り入れた授業として現れることが示された。そして,1年生が積極的に取り組む授業の特性として,認知的段差を取り入れることにより,法則性やパターンの発見とその言語化に代表される,学問の本質的な楽しさが存在することが示唆された。}, pages = {101--110}, title = {小学1年生が積極的に取り組む授業の特性}, volume = {34}, year = {2015}, yomi = {スミヤ, シオリ and イノウエ, ヒサヨシ} }