@article{oai:juen.repo.nii.ac.jp:00006839, author = {藤田, 亜紀 and 森口, 佑介 and FUJITA, Aki and MORIGUCHI, Yusuke}, journal = {上越教育大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,児童と教師間のアタッチメントを,児童・教師それぞれの視点から検討した。調査は,小学校教師7名と2・3年生児童197名に対して,2つの質問紙を用いて行われた。日本語版Student-Teacher Relationship Scale(STRS)では,各児童の行動や関係性について担任教師に尋ね,教師に対する愛着尺度では,担任教師へのアタッチメント意識について児童に回答を求めた。因子分析の結果,STRS,教師に対する愛着尺度ともに,先行研究と同様の2因子が抽出された。STRSは,教師が子どもとの関係を葛藤的だと認知する“コンフリクト”因子7項目,情愛を経験する“クローズネス”因子8項目から構成された。教師に対する愛着尺度は,教師からの回避を表す“回避性”因子8項目,教師へのとらわれを表す“両価性”因子7項目から構成された。教師に対する愛着尺度の下位尺度得点を中央値で2群に分け,群間でSTRSの下位尺度得点の差を比較する2要因の分散分析を行ったところ,STRSのクローズネス得点において,教師に対する愛着尺度の回避性による主効果が認められ,回避性低群の方が高群よりも,クローズネス得点が有意に高かった。これらの結果から,教師は児童のアタッチメント意識の一部を認知できることが示された。}, pages = {111--120}, title = {児童期における教師に対するアタッチメント}, volume = {34}, year = {2015}, yomi = {フジタ, アキ and モリグチ, ユウスケ} }